年明けの横浜にて【味珍】




年明け初の土曜日、意外や営業中との事でした。さっぱり系の「牛もつ煮込み」が恋しくなり、軽くやって行くことにします。店の戸を開け、例の急階段を上り詰めれば、あれあれ結構賑やかに。新年早々、土曜日でも盛況です。早速「ヤカン」と「牛もつ煮込み」「ピータン」を注文します。【昧珍】特有の専用容器から高々とグラスに並々、焼酎が注がれます。専用容器の類似品はその昔元町、で見かけたことがあります。程なく異形の藁玉より剥かれた黒真珠色のピータンは、然程臭気もなく良い具合にテカっております。塩を軽く降り、口に含めば、卵白部は卵黒と言い換えるべく変色しサックリと、反してはマッタリと鼻腔に抜け舌のまとわりつく黄身部分。セルフで梅エキスを好みの分入れて、ピータンを洗っていきます。「牛煮込み」が出来てきました。汁中には臓物やスジ肉がゴロっと入って、豆腐や野菜も抜群に美味しく頂けました。