小雨の葛飾区立石、もつ焼 煮込み 【 宇ち多” 】( 2010.11 )

昭和の面影残る街、東京都葛飾区立石
京成線「京成立石」駅至近の立石仲見世商店街に“老舗もつ焼き屋”あり
創業:昭和21年(1946)立石仲見世商店街42号
フランス料理のシェフだった先代が、よしず張りの店から開業
店内品書きには「もつ焼き」としか記載されていないが、種類と食べ方は多種多様
鮮度の良い各種臓物を“専用呪文”を用いて、好みを注文する
或る時は夕暮れ時の喧噪を逃れて参上。また或る時には思考黄昏、午の刻八つ時に推参
その時々に自ら作り上げるメニュー構成も楽しいもの
マスター・3代目をはじめ、店員方の気配り・接客が程良い距離感で大変居心地が良い

【 煮込み一覧 】
[煮込み]おまかせチョイス (宇ち多”スタンダード)
[シロイところ] (消化器系臓物のより抜き)
[黒いところ]フワ (肺臓)
[アブラ]アブラ部位が混ざる程度、煮込まれたアブラは美味い
[ハツモト]心臓付近の動脈が混ざる程度
[ホネ]数量限定品 / 鍋底に深く沈んでいる、出会えたら幸せ
[汁]単品注文不可。みそ焼き皿では、もつ焼にかかる煮込み汁が堪能出来る

2010. 11 申の刻参り
小雨降る葛飾区立石、ちょっと寒い



焼酎、天羽飲料ウメエキス(青ラベル)割りを注文、「シンキ」残存の声掛かり有り!


それでは、最初のおかずはテッポーとコブクロ、王道の「シンキ」+お酢


ハツモトを混ぜてもらい、早々に「煮込み」


「タン生」も売り切れ寸前で辛うじてGet! +お酢


香ばしく焼く程に美味い「シロたれ良く焼」


本日の〆「カシラ素焼」+お酢、大変にジューシー


【宇ち多”】を後に振り返れば、通称"ちっちゃい死神博士"が‥‥彼方で御見送ってくれた‥‥


ごちそうさまでした